1086年、白河上皇(しらかわじょうこう)が院政をはじめる。実権が院に移る。
【暗記用俳句】 ♪白河が 院政はじめる 今やろう(1086)!
院政とは、皇位を継承したのちも前の天皇(上皇)が政治の実権を握り、天皇に変わって政治を行なうことをいう。天皇の位を退いた前の天皇のことを上皇と呼ぶ。
院政が始まったのは 一般的に白河天皇(しらかわてんのう)の時代(平安時代)であるといわれており、当時の上皇のことを「院」と呼んでいたため、院政と名づけられた。白河天皇は若くして地位を引退し、まだ幼かった自分の子ども(堀河天皇)や孫(鳥羽天皇)の後見人として政治を行なった。
院政では、時の天皇が次代や次々代の天皇を指名することで、血が途切れたり、皇位継承のために争いになったりする可能性を減らし、また、皇位継承に関して自分の意思を反映することができるメリットがあったと考えられている。
posted by Super源さん at 23:17
|
Comment(0)
|
日本史年表