2009年05月03日

和同開珎−今日のゴロ合わせ俳句年表

708年、日本初の流通貨幣とされる和同開珎が生まれる。武蔵国秩父郡から和銅(純度が高く精錬を要しない自然銅)が献上されたのを喜んだ朝廷は、年号を「慶雲」から「和銅」に改元し、和同開珎を発行する。

【暗記用俳句】 ♪開珎で 生ハ(708)ム買うのわ どうかいな?

和同開珎(わどうかいちん)は、直径24mm前後の円形をしており、中央には一辺が約7mmの正方形の穴が開いている。表面には、時計回りに和同開珎と表記されており、裏は無紋である。この形は、621年に発行された唐の開元通宝を手本としたもので、書体も同じである。律令政府が定めた通貨単位である1文として通用した。当初は、1文で米2kgが買えたといわれ、また新成人1日分の労働力に相当したとされる。

和同開珎を発行はしたものの、通貨というものになじみがない当時の人々の間でなかなか流通しなかったため、政府は流通を促(うなが)すために税を貨幣で納めさせたり、地方から税を納めに来た旅人に旅費としてお金を渡すなどのさまざまな手を打ち、711年(和銅4年)には蓄銭叙位令(ちくせんじょいれい)が発布された。これは、従六位以下のものが十貫(1万枚)以上蓄銭した場合には位を1階、二十貫以上の場合には2階進めるというものである。しかし、これは流通促進とは矛盾しており、銭の死蔵を招いたため、800年(延暦19年)に廃止された。

 


posted by Super源さん at 20:57 | Comment(2) | 日本史年表
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