610年、モハメッドがイスラム教(回教)を開く。
【暗記用俳句】 ♪モハメッド 路頭(610)で開く イスラム教
イスラム教は、7世紀初頭(西暦610年頃)のアラビア半島で、ムハンマドによって始まった。その後、急速に広がっていき、日本には、明治維新後の開国の時代に入ってきたといわれる。
イスラム教(イスラムきょう)または回教(かいきょう)は、唯一絶対の神(アラビア語でアッラー)を信仰し、神が最後の預言者を通じて人々に下した啓示したとされるクルアーンの教えを信じ、従う一神教である。
アッラーとは、もともとアラビアの多神教の神々の中の一柱であったが、ムハンマドがメッカを占領した際に、カーバ神殿にあった全ての神々の像を破壊し、多神教及び偶像崇拝を戒め、アッラーのみを崇拝するようになった。
またイスラム教は、ユダヤ教やキリスト教の影響を受けた唯一神教で、偶像崇拝を徹底的に排除し、神への奉仕を重んじて信徒同士の相互扶助関係や一体感を重んじるところに大きな特色があるとされる。
