285年、中国から漢字が伝わる。
【暗記用俳句】 ♪流れ着く 厚箱(285)開ければ 漢字辞典
漢字の伝来
漢字の伝来(でんらい)は、5世紀頃(西暦401年から西暦500年)だと考えられている。
『古事記(こじき)』や『日本書紀(にほんしょき)』に、応神天皇(おうじんてんのう)の15年の年に、百済(くだら)からの渡来人(とらいにん)である阿直岐(あちき)の推挙(すいきょ)で王仁(わに)が日本に来て、当時、朝鮮(ちょうせん)の思想(しそう)で支配的(しはいてき)だった孔子(こうし)の『論語(ろんご)』10巻と『千字文(せんじもん)』1巻を始めて献上(けんじょう)したという記録(きろく)がある。
そこから、漢字で書かれた「書物」が「公式」に伝来(でんらい)した「応神天皇の15年」が、漢字の伝来時期(でんらいじき)と考えられている。